| 「63」 「サブプライム危機から信用市場危機へ」(5) そして運命の大暴落の日はやってきた。2007年10月25日 |
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副島隆彦です。 2007年10月25日です。 更に続けます。そして、運命の日である2007年8月16日がやってきた。16日に、ニューヨークの株式が暴落する。為替も、ドル暴落の様相を呈した。それを受けて16日の東京の株式は、前日の15日の暴落を受けて、下げ続けた。やはり、この日を歴史的な転換点の日と決めるべきであろう。副島隆彦記
今日は終戦(本当は敗戦)記念日だ。私は、今、熱海の仕事用の家にひとりいて、 茂吉と谷崎には戦争責任は一切無い。彼らは、終始、保守的な生き方ではあった それに対して、あの聖戦に入れ込んだ、横光利一や太宰治たちは、敗戦の打撃に
2007年08月16日 朝日新聞 15日の東京株式市場は前日の欧米市場の株価下落や円高を受けて全面安の展開となった。日経平均株価の終値は前日比369円00銭安い1万6475円61銭で、3月5日につけた今年最安値(1万6642円25銭)を約5カ月ぶりに更新した。米国の低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)問題の悪影響への不安感は根強く、15日はアジア主要市場の株価指数も大幅に下落し、欧州でも英仏で続落した。 ニューヨーク株式市場も下落して始まり、大企業で構成するダウ工業株平均は一時、下げ幅が70ドルを超え、約4カ月ぶりに1万3000ドルを割り込んだ。正午(日本時間16日午前1時)現在は、前日終値比22.43ドル安の1万3006.49ドル。米連邦準備制度理事会(FRB)は同日、2日ぶりに資金供給し、70億ドル(約8200億円)を市場に投入した。 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)の終値も同43.31ポイント低い1594.15で今年最安値を更新。昨年12月5日以来の1600割れとなった。出来高は20億3000万株だった。東証1部全体の9割の銘柄が値下がりし、日経平均の前日終値に対する下げ幅は一時411円に達した。 15日の東京外国為替市場の午後5時時点での円相場は、前日の同時点より99銭円高ドル安の1ドル=116円93〜95銭で、約4カ月ぶりの円高水準になっている。東京債券市場では債券価格が上昇した。その分利回りは下がり、長期金利(新発10年物国債の流通利回り)の終値は、前日比0.065%幅低い年1.635%とほぼ2カ月半ぶりの水準まで下落した。 ● 「投資資金、株から逃避 米、金融・住宅不安の連鎖」 2007年08月16日 朝日新聞 米国の低所得者向け住宅ローン(サブプライムローン)の焦げ付き問題を震源とする世界株安に歯止めがかからない。米国経済の先行きや金融不安におびえる投資資金が株式市場から逃げ出し、より安全な債券市場などに流れる「質への逃避」に走り始めたからだ。マネーの変調は国内でも、「株高・円安・金利高」から「株安・円高・金利安」への変化を引き起こしている。 14日のニューヨーク株式市場は、13日まで小幅続落だったダウ工業株平均が200ドル超の大幅下落となった。サブプライムローンがらみの業績悪化懸念が広がり、投資家の不安心理がかきたてられたためだ。米住宅金融会社ソーンバーグ・モーゲージは株主への配当を当初予定より遅らせると発表。同社株は売り浴びせられ、前日終値比47%も急落した。 同社はサブプライムローンよりも焦げ付きの少ない住宅ローン事業が中心。ただ、同社保有の住宅ローン債権の価値が下がり、銀行が融資などに慎重になったことで、資金繰りに苦労しているとみられている。市場関係者の間で「本業は悪くないのに、信用不安のあおりで経営継続が危うくなっている」と受け止められ、金融株や住宅関連株に売り注文が波及した。 銀行自身も融資や出資を通じて、サブプライムローンを担保にした証券などに出資する傘下ヘッジファンドの損失をかぶる恐れがあり、株価が大きく下落。市場を先行き不安が覆い、「株価が高いうちに売って利益を確保したい投資家心理が先に立つ」(株式トレーダー)という悪循環で、売りが止まらない状態だ。 米国の実体経済の先行きに対する懸念も高まっている。住宅価格の上昇は家計の資金源となってきただけに、下落に転じると個人消費への影響は避けられない。14日も大手スーパーなどの業績予想の下方修正があり、個人消費の先行き不安が強まった。雇用者数の伸びにも鈍化の恐れが出るなど雇用情勢にも減速の兆しが見える。 米経済が変調をきたせば、輸出主導の回復を続ける日本経済も影響は避けられない。大和総研の牧野潤一シニアエコノミストは「米国は世界で唯一、巨額の経常赤字を出して世界の需要を支えている」と話す。米経済の失速は日本企業の輸出鈍化につながり、円高進行とともに業績の重しになりかねない。 ● 「NY株、一時1万3千ドル割れ…約4か月ぶり」 2007年8月16日(木) 読売新聞 【ニューヨーク=山本正実】15日午前のニューヨーク株式市場は、住宅融資焦げ付き問題を背景とした米経済の先行き不透明感から、株価は取引開始直後から下落した。ダウ平均株価(工業株30種)は一時、今年4月以来、約4か月ぶりに1万3000ドルを割り込んだ。 その後は値を戻す動きもあり、午前10時(日本時間15日午後11時)、前日比8・62ドル高の1万3037・54ドルで取引されている。 ● 「NY株急落、207ドル安 景気減速懸念でほぼ全面安」 【ニューヨーク14日共同】 14日のニューヨーク株式市場は、信用力の低い借り手を対象にしたサブプライム住宅ローン問題の拡大による米景気の減速懸念から、ほぼ全面安の展開となり、ダウ工業株30種平均は前日比207・61ドル安の1万3028・92ドルで取引を終えた。4月下旬以来、約4カ月ぶりの安値水準。一時、1万3018・27ドルまで下げ、1万3000ドル割れに迫った。 ● [東京 15日 ロイター] 2007.8.15 また、尾身財務相はこの問題についてけさ安倍晋三首相に説明したことを明らかにしたが、首相から特段の指示はなかったという。米サブプライムローン問題の表面化によって信用収縮懸念が広がり、世界の金融市場が不安定な状態になっているが、尾身財務相は、この間、各国の中央銀行が積極的に資金供給を実施したことについて「機敏に対応してくれた」と評価。 その上で、「(サブプライムローン問題は)完全には収まってはいないが、全体として大きなヤマを越えたとの感じは持っている。ただ、今後とも十分に注意深く見守っていきたい」と語った。同問題が日本の金融システムに与える影響については「日本の金融機関やファンドがサブプライムローン関連の資金を多く供給していた実態はない。日本の金融面における影響は大きくない」と指摘。 ● 1998年に、1ドル147円の円安だった。1998年のロシア危機を端緒とするヘッジファンドの手仕舞い売り が起きた。急速な円高が進んだ。そのため、日本経済にデフレ圧力が生じた。それに対処するために、1999年2月にゼロ金利政策が開始した。しかし、デフレ解消する前に政府の反対を無視して 日銀は2000年8月にゼロ金利を解除した。そしてデフレは深刻化したが、日銀は、2001年初めには再度ゼロ金利政策に戻った。そして、2006年7月? にまたしてもデフレ時にゼロ金利解除した。 ●「米経済軟着陸への確信で米国債からリスク資産へ還流か=GS証券」 ゴールドマン・サックス証券チーフエコノミストの山川哲史氏は、4日付リポートのなかで、 米景気のソフトランディング(軟着陸)に対する確信の度合いが高まれば、 米国債の長期・超長期セクターに滞留 している大量の投機資金が再びリスク性資産へと還流する可能性があるとの見方を示した。 同氏は、米国債のロングポジションは、米国景気に対する失速懸念および新興国・コモディティー のロングポジションの巻き戻しが背景にあると指摘。そのうえで、米景気の軟着陸シナリオを前提と すれば、投資家のリスク許容度が回復し、米国債からリスク性資産へと再び資産分散が進む可能性 が高いと予想。有力な資金の還流先として、日本を含むアジア株式とコモディティーを挙げた。 一方で、リスク・シナリオながらも米国景気がハードランディングに陥る場合は、日本・アジアの景気循環 が米国からかい離するシナリオはもはや有効ではないと指摘。その場 ● 1929年3月5日 1929年9月20日 1929年10月9日 1929年10月15日 2007年4月13日 2007年5月15日 2007年6月7日 2007年7月12日 ● 「56%が融資基準を厳格化 サブプライムでFRB調査」 米連邦準備制度理事会(FRB)が8月 13日に発表した米国の銀行の融資担当者調査によると、信用力の低い借り手を対象にしたサブプライム住宅ローンの融資基準を「厳格化した」との回答が56.3%を占め、焦げ付きの増加で金融機関が新規貸し出しに慎重になった実態が明らかになった。 調査はサブプライム問題の影響がヘッジファンドなどに広がりを見せた7月に実施。 過去3カ月間にサブプライムの新規融資を扱った16行のうち4行(25.0%)が基準を「大幅に引き締めた」、5行(31.3%)が「やや引き締めた」と回答した。残る7行は「基本的に変えていない」とし、基準を緩めた銀行はなかった。 サブプライムへの需要は「大幅に弱まった」が2行(12.5%)、「やや弱まった」が5行(31.3%)。残る9行は「ほとんど変わらない」だった。 信用力の高い借り手向けのプライムローンに関しても、手掛けている49行のうち7行(14.3%)が融資基準を「やや引き締めた」と回答。残りは基本的に基準を変えなかった。(共同) (転載貼り付け終わり) 副島隆彦拝 2007年10月25日(木) No. 1 |